経済産業省が中心となって展開されているクールジャパン政策。ここでは、日本企業の海外進出とクールジャパン制度について考えてみたいと思います。
クールジャパン政策の狙いとは
内需減少が顕著になりつつある今、注目されているのがアニメや漫画などの日本の文化です。政府が旗振り役になり日本文化の魅力を世界に発信することで、海外の日本に対する関心を引き、日本のコンテンツへの需要を高めるのが狙いです。
現在では日本のアニメや漫画だけではなく、アイドルやファッション、映画なども高く評価されております。これは日本の海外に対する輸出増加につながるだけではなく、外国人観光客の増加にもつながります。現に、日本で開催されるアニメ・マンガのイベントには多くの外国人観光客が参加しています。
海外進出との関係性について
これまで稼ぎ頭として名を連ねていた日本製品といえば自動車や電子機器でした。これら二強に加え頭角を現してきたのが漫画・アニメ・ゲームといったジャンルです。これらのジャンルはライセンシングビジネスとして欠かせないものとなっており、海外進出を考える企業様の強い武器ともなっております。
海外進出を検討する際は海外の政治状況のほか、市場の需要・供給などの経済状況も加味して検討するものです。現在世界中から注目されているこれらのジャンルが、ビジネスに活かされるのも頷けるのではないでしょうか。
しかし一方で海賊版や模倣品の増加といった問題が生じ、知的財産が脅かされているのも事実です。クールジャパンビジネスを海外で展開する際は、このような問題とも向き合う必要がございます。日本の知恵である財産は、私たち日本人が総力を挙げて守っていかなければなりません。
クールジャパンビジネスをお考えなら
弊社ではライセンシングビジネスの契約のサポートのほか、海外現地でのマーケティングサポートを行っております。また、現在問題になっている海賊版への対策も行っておりますので、ぜひ海外進出にお役立てください。